尹大統領 職場離脱の医師に警告「法に基づき厳重対応」

【ソウル聯合ニュース】韓国政府が医師不足などの対策として発表した大学医学部の入学定員増に反発して研修医らが職場を離脱している問題について、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は6日の閣議で、「医師の集団行動は自ら責務を放棄するものであり、自由主義と法治主義の根幹を揺るがすもの」として、「国民の命を人質にする違法な集団行動には法と原則に基づいて厳重に対応するしかない」と警告した。

 韓国政府は2025年度から医学部の入学定員を従来の3058人から5058人に2000人増やす方針を発表した。政府の方針に反発した研修医らは先月19日に一斉に辞表を提出。政府が全国の主要100病院を点検した結果、今月4日午後8時の時点で新規インターンを除くレジデント1~4年目の9970人のうち8983人(90.1%)が勤務をしていない。政府は職場を離脱した研修医らの医師免許を停止する手続きに入った。

 尹大統領は「憲法と法律は国民の命と健康の保護のため、国と医師に非常に強い公的責任を課している」とし、「国は国民保健を守る責任があり、医師は国民保健に危害が発生しないよう法律を順守する義務がある」と強調。「国民の生命権を侵害する違法な集団行動は決して許されない」と批判した。

 閣議では病院に復帰していない研修医らの代替人材の人件費などを支援するため、予備費から1285億ウォン(約140億円)を支出することを決めた。

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