内紛騒動のサッカー韓国代表 物議醸した李剛仁も来週のW杯予選メンバーに 

【ソウル聯合ニュース】先月閉幕したサッカーのアジア・カップ中に韓国代表キャプテンの孫興ミン(ソン・フンミン、トットナム)と口論してもみ合いになったと報じられ、物議を醸した李剛仁(イ・ガンイン、パリ・サンジェルマン)が、21日と26日に行われる2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のタイ戦に出場する。3月のAマッチ期間に代表チームを指揮する黄善洪(ファン・ソンホン)臨時監督が11日、李を含む出場選手リストを発表した。

 李を巡っては、自粛期間が必要だとして今回のAマッチから外すよう求める声もあったが、黄監督は代表メンバーに選んだ。

 U―23(23歳以下)代表監督を兼任する黄氏は、来年のパリ五輪本選進出がかかったU―23アジア・カップを目前に控え、韓国代表の臨時監督という重責を引き受けた。

 李は黄監督の指導の下、昨年開催された杭州アジア大会でサッカー男子の金メダル獲得に寄与した「まな弟子」だ。

 李は6日に行われた欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ(UCL)決勝トーナメント1回戦第2戦では、レアル・ソシエダ(スペイン)を相手にFWエムバペの決勝ゴールをアシストし、パリ・サンジェルマンの勝利に貢献。騒動の後も変わらぬ実力を見せている。

 韓国代表にはこのほか、前日に行われたアストンビラとのリーグ戦で1ゴール2アシストをマークした孫興ミンも選ばれた。

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