韓国 きょうのニュース(3月13日)

◇医学部教授も集団行動か 患者の不安拡大

 大学医学部の入学定員増に反発し、研修医と医大生に続き医学部教授の間でも辞表提出に向けた動きが広がっている。現場を離脱した研修医が復帰していない中、医学部の教授まで集団行動に乗り出した場合、医療の混乱はさらに深まることになる。辞表が受理され、教授らが実際に現場を離れる可能性は高くないが、患者の不安と心配は増している。

◇国防相「北朝鮮の核・ミサイル無力化」強調  韓米演習を視察

 申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官は13日、韓米連合軍司令部の戦時指揮所を訪れ、韓国軍と米軍が実施している定例の合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」を視察した。国防部が同日、明らかにした。申氏は「今回の演習を通じ、北(朝鮮)の核・ミサイルネットワークを早期に無力化させる作戦遂行体系に熟達し、地・海・空・宇宙・サイバーなど全分野で敵を圧倒できるよう作戦能力を一層強化しなければならない」と強調した。4日に始まった演習は14日まで行われる。

◇宇宙開発予算 27年までに約1700億円へ拡大

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は、2027年までに宇宙開発予算を1兆5000億ウォン(約1680億円)以上に拡大する方針を明らかにした。南部・慶尚南道泗川市にある韓国航空宇宙産業(KAI)で開かれた宇宙産業クラスターの発足式典で述べた。尹大統領は「無限の機会と巨大な市場がある宇宙に向けてより力強く挑戦しなければならない」として、韓国版NASA(米航空宇宙局)となる「宇宙航空庁」の設立を推進するとともに宇宙経済ロードマップをまとめたのに続き、世界最高水準のクラスターを発足させたと強調。宇宙環境試験施設のように民間企業が個別に設置しにくい施設を政府が構築すると明言した。

◇ガソリンスタンドでの喫煙に過料 危険物安全管理法改正で

 消防庁は、ガソリンスタンドなど喫煙禁止区域でたばこを吸った場合に最大500万ウォン(約56万円)の過料を科す内容を盛り込んだ「危険物安全管理法」がこのほど改正されたことを受け、ガソリンスタンドなど危険物貯蔵・取扱施設の関係者や利用者に注意を呼び掛けた。これまで、同法施行規則はガソリンスタンド内でのライターの使用のみを禁じ、喫煙は禁止していなかったため、給油しながらたばこを吸う危険行為を防ぐ法的根拠が不足しているとの指摘が出ていた。 

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