韓国 きょうのニュース(3月15日)

◇ドジャースの大谷翔平らが韓国到着 ソウルでパドレスと開幕戦へ

 ソウルでの開幕シリーズ2連戦(20、21日)に臨む米大リーグ・ドジャースの選手たちが15日午後、チャーター機で仁川国際空港に到着した。強豪ドジャースは今季、大谷翔平選手や山本由伸投手らスター選手を獲得し、優勝の可能性が最も高いとされる。大谷は韓国に出発する前、妻との写真を自身の交流サイト(SNS)で公開し、話題を呼んだ。

◇医師離脱で病院の経営悪化 政府に低利融資拡大を要望

 研修医の一斉離脱により経営状態が急激に悪化している主要病院が、政府に対し低利融資の規模拡大を要請したことが15日、分かった。教育部関係者が「一部の私立大病院などから、政府が私立大法人を対象に行っている韓国私学振興財団の融資事業予算をもう少し増やしてほしいという申し入れが最近あった」と明らかにした。ただ、病院側の支援要請に対し教育部関係者は「予算問題は企画財政部との協議が必要だ」と述べ、「すぐに増やせるというものではない」と慎重な姿勢を示した。

◇「イカゲーム」の79歳俳優に有罪判決 強制わいせつ行為

 女性への強制わいせつの罪に問われた俳優、オ・ヨンス被告(79)に対し、ソウル近郊の水原地裁城南支部は、懲役8カ月・執行猶予2年と性暴力の治療プログラム40時間履修を命じた。被告は大ヒットした米動画配信大手ネットフリックスのオリジナル韓国ドラマ「イカゲーム」で「カンブおじいさん」ことオ・イルナム役を演じ、22年1月に韓国の俳優として初めて米映画賞「ゴールデン・グローブ賞」テレビ部門の助演男優賞を受賞した。

◇政府・与党 農畜産物価格安定へ167億円投入

 政府と与党「国民の力」はこのところの農畜産物価格の高騰に備え、来週から緊急価格安定資金1500億ウォン(約167億円)を追加投入することを決めた。また、農産物の卸売価格安定のため、納品単価の支援対象をこれまでのリンゴ・ミカンなど13品目からナシ・ブドウなどを追加した21品目に拡大。支援単価も1キロ当たり最大4000ウォンまで引き上げることを決定した。国民の力の韓東勲(ハン・ドンフン)非常対策委員長が、南部の全羅南道順天市で開かれた市民との懇談会で明らかにした。

◇尹大統領の支持率36% 与党37%・最大野党32%

 世論調査会社の韓国ギャラップは、全国の18歳以上の1002人を対象に12~14日に実施した調査の結果、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前回調査(5~7日)より3ポイント下落した36%だったと発表した。不支持率は3ポイント上昇した57%だった。政党支持率は保守系与党「国民の力」が前回調査と同じ37%、革新系最大野党「共に民主党」が1ポイント上がった32%だった。曺国(チョ・グク)元法務部長官率いる新党の支持率は1ポイント上昇した7%だった。

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