鳥取県副知事一行が韓国・江原道を訪問 海路の再開を協議へ

【春川聯合ニュース】韓国北東部の江原道と友好提携協定を結んでいる鳥取県の亀井一賀副知事一行が25日、協定締結30周年を記念して同道を訪問し、金鎭台(キム・ジンテ)知事と面会した。

 金知事は年明けに起きた能登半島地震への対応に追われる状況の中、今年1月19日~2月1日に江原道で開催された冬季ユース五輪に鳥取県が訪問団を派遣したことに謝意を示し、「江原道と鳥取県の30年の友情はただの一度も揺らいだことがない。次回の訪問の際は海路を利用する計画」と話した。

 亀井氏はユース五輪の際に同道を訪問した鳥取県の交流団を温かく迎えてくれたことに感謝するとし、空の道と海の道が再開され、心の道がさらに広がることを期待するなどと述べた。

 35人で構成された鳥取県副知事一行は、江原道と鳥取県を結ぶ海路の7月再開を協議するため関係者と面会する予定だ。

 江原道・東海と鳥取県を結ぶ海路は新型コロナウイルス感染拡大などの影響で4年前から途絶えている。

 仁川空港と鳥取県の米子空港を結ぶ空の便は昨年再開した。

 江原道と鳥取県は1994年に友好交流協定を締結してから、職員の相互派遣をはじめ、行政、文化、経済、スポーツなど多様な分野で交流を行っている。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい