韓国 けさのニュース(3月26日)

◇医師団体が新会長選出へ 政府との対話実現は期待薄

 大学医学部の定員を増やす政府の方針に反発し、研修医に続いて全国の医学部教授も一斉に辞表を提出した中、大韓医師協会(医協)は26日に第42代会長選挙を行う。選挙では、大韓小児青少年科会長のイム・ヒョンテク氏と医協非常対策委員会言論広報委員長で第35代医協会長を務めた朱秀虎(チュ・スホ)氏が対決する。両候補とも医学部の定員2000人増という政府の方針を決して受け入れることはできないという強硬な立場を固守しており、どちらが新会長になっても政府との対話は容易ではなさそうだ。

◇与党トップ きょう朴槿恵元大統領を表敬訪問

 4月10日の総選挙を前に、保守系与党「国民の党」トップの韓東勲(ハン・ドンフン)非常対策委員長は26日、朴槿恵(パク・クネ)元大統領を表敬訪問する。韓氏が朴氏と会うのは、昨年12月の委員長就任後初めて。韓氏はこの日午前、南東部・大邱の朴氏の自宅を訪れた後、午後には候補者らとともに蔚山市の北区・東区・南区、慶尚南道梁山市、釜山市沙下区などを回って選挙運動を行う予定だ。

◇最大与党代表 ソウルの激戦区で街頭演説

 革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は26日午前、ソウルの阿○駅(○=山に見)前に立ち、4月10日の総選挙に向け支持を訴える。同駅北側は、「漢江ベルト」と呼ばれる激戦区の一つである西大門甲選挙区に属している。共に民主党は同選挙区で、ソウル近郊・京畿道城南市の都市開発事業に絡み収賄罪などで起訴された李氏の最側近、鄭鎮相(チョン・ジンサン)元同党代表室政務調整室長の弁護を担当した金東我(キム・ドンア)候補を公認した。

◇全国で午前まで雪や雨 江原道山間部などは大雪に

 26日は午前中まで全国で雪や雨が降りそうだ。首都圏などは午後から次第に晴れるが、江原道西部と忠清北道、慶尚道、全羅南道の南海岸、済州島では昼まで、江原道東部では午後遅くまで雨や雪が降り続くところがある。なかでも大雪注意報・警報が発令中の江原道の山間部と慶尚北道北東の山間部を中心に、午前まで非常に多い降雪が予想される。予想最高気温は7~15度で、平年(11~15度)並みかやや低くなる見通しだ。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい