朴槿恵元大統領 与党トップに「団結」強調=総選挙控え

【ソウル聯合ニュース】韓国の保守系与党「国民の力」の韓東勲(ハン・ドンフン)非常対策委員長は26日午前、南東部・大邱市にある朴槿恵(パク・クネ)元大統領の自宅を訪問した。4月10日の総選挙を控え、南東部の保守層に影響力を持つ朴氏と面会し、保守層の結集を図る狙いとみられる。

 面会は約30分間行われた。韓氏は朴氏との面会後、記者団に「国政全般や懸案、さまざまなことについて良い話が聞けた」と述べた。

 面会に同席した朴氏側近の柳栄夏(ユ・ヨンハ)弁護士によると、朴氏は大統領室とのあつれきが伝えられていた韓氏と尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が22日の「西海(黄海)守護の日」の記念式典で顔を合わせたことに言及し、「経済も厳しく、国も困難な状況だが、危機の際に心を一つにして団結することが重要だ」と話した。

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