韓国、女性の働きやすさを示す「ガラスの天井指数」で12年連続OECD最下位

韓国、女性の働きやすさを示す「ガラスの天井指数」で12年連続OECD最下位

 経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国・地域のうち、29カ国・地域の職場内での女性差別水準を評価する「ガラスの天井指数」で、韓国が12年連続で最下位を記録した。

 国際女性デー(3月8日)を迎えるに当たり、英国の週刊誌「エコノミスト」が6日(現地時間)に発表した「ガラスの天井指数」で、韓国は29位を記録し、評価が始まった2013年以降、12年連続得で最下位にとどまっている。「ガラスの天井指数」は▲女性の経済活動参加率▲男女の賃金格差▲女性役員の割合▲国会議員の女性比率などを基に算出している。

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 韓国の指標は大部分が底辺をさまよっている。男女の賃金格差は31.2%で、前年に続き今回も最下位だった。「ガラスの天井指数」1位のアイスランド(9.7%)の3倍を超える数値だ。韓国の女性の経済活動参加率は男性に比べ17.2ポイントも低く、順位は下から3番目にとどまっている。企業内における女性管理職の割合および女性役員の割合ともに16.3%で、OECD平均(女性管理職基準)34.2%の半分にも満たない。

 アイスランドが1位を記録したのは前年に続き、2年連続だ。スウェーデン、ノルウェー、フィンランドなど北欧の国々が後に続いた。5-10位はフランス、ポルトガル、ポーランド、ベルギー、デンマーク、オーストラリアが占めた。

 19位の英国からギリシャ、ドイツ、米国、オランダ、ハンガリー、イスラエルなど11カ国・地域はOECD平均を下回った。特にスイス(26位)、日本(27位)、トルコ(28位)は韓国とともに数年にわたり最下位圏にとどまっている。

 エコノミストは「スウェーデン、米国、ポーランドの場合、女性が高官の40%以上を占め印象的だったが、日本(14.6%)と韓国の比率は失望的な水準」と評価した。

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