韓国 けさのニュース(4月1日)

◇尹大統領がきょう国民向け談話 医学部定員増巡る立場発表

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は1日、大学医学部の定員増員をはじめとする医療改革を巡り、国民向けの談話を発表して立場を表明する。大統領室報道官室は前日、メディアに対し「医療改革や医師の増員推進の経過について国民の皆さんが今も気にかけているという意見が多く、大統領があす詳しく説明する予定」と明らかにした。尹大統領は医学部の定員を2000人増員する方針を貫いており、政府も既に大学別の定員配分を発表したなか、増員規模の一部変更などの方向転換が行われるか注目される。

◇尹大統領の支持率36.3% 5週連続下落

 世論調査会社のリアルメーターは1日、全国の18歳以上の2509人を対象に3月25~29日に実施した調査で尹錫悦大統領の支持率は前週から0.2ポイント下落した36.3%だったと発表した。不支持率は0.6ポイント上昇の60.7%。尹大統領の支持率は2月第4週に41.9%を記録してから5週連続の下落。一方、3月28~29日に全国の18歳以上の1004人を対象に実施した政党支持率の調査によると、保守系与党「国民の力」は前週に比べ1.7ポイント下がった35.4%、革新系最大野党「共に民主党」は0.3ポイント上がった43.1%だった。

◇3月の輸出3.1%増 6カ月連続プラスに

 産業通商資源部が1日に発表した3月の輸出入動向によると、同月の輸出額は565億6000万ドル(約8兆5600億円)で、前年同月比3.1%増加した。月間輸出額は昨年10月にプラスに転じてから、6カ月連続で増加傾向を示している。半導体の輸出も5カ月連続増加し、3月は117億ドルと1年9カ月ぶりの高水準を記録。半導体、ディスプレー、無線通信、コンピューターの4大情報技術(IT)分野の品目の輸出増加率も全てプラスとなった。

◇パドレス金河成が今季初本塁打 後輩・李政厚のメジャー初アーチに続き

 米大リーグ・パドレスの韓国人内野手、金河成(キム・ハソン)が1日(日本時間)、本拠地のジャイアンツ戦で今季初本塁打を放った。金は6―0でリードしていた二回裏、2死一、三塁で打席に立ち、ジャイアンツの先発・ジェフリーズの初球141キロのチェンジアップをすくい上げて左越えのスリーランホームランを放った。これにより、金は今季初本塁打、メジャー通算37本目のホームランを記録した。前日に韓国・キウム時代の後輩、李政厚(イ・ジョンフ)外野手(ジャイアンツ)がメジャー初アーチを放ったシーンをグラウンド上で見守った金は、この日は本塁打で応えた。 

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい