25年のR&D予算 過去最大規模に=韓国大統領室 

【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室は3日、2025年度(1~12月)の研究開発(R&D)予算を過去最大規模で編成する方針を発表した。

 大統領室のパク・サンウク科学技術首席秘書官はこの日の会見で「R&DらしいR&Dのための政府の支援方法の改革が完了したと申し上げることは難しいが、世界(各国)が技術競争に参入するかつてなく速い技術変化の波の中で、改革作業だけにしがみつくことはできない状況」として「改革を進めながら同時にR&D予算を大幅に増額する」と述べた。

 大統領室の高官も記者団に対し、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領をはじめ、経済官庁と科学技術革新本部が目標とする水準は過去最高レベルだと明らかにした。

 この高官はまた、R&D事業の需要を調査する必要があり、既存の事業の中でも構造調整をしなければならない部分があるとして、具体的な予算額が出るまでには数カ月かかると説明した。

 尹政権は昨年、R&D関連予算を削減。これについて科学技術界や研究者などから反発の声が上がっていた。

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