韓国 けさのニュース(4月4日)

◇大統領と研修医の対話実現なるか

 政府が医師不足などの対策として打ち出した大学医学部の入学定員増に反発し、職場離脱を続ける研修医と直接会って対話するという尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の提案に医師団体が前向きな反応を示し、対話が実現するか注目が集まっている。2月以降、40日近く職場を離脱している研修医たちが対話に臨む場合、どのような意見を提示するかも注目される。

◇SKハイニックス 米にAIメモリー工場建設へ=約5800億円投資

 半導体大手のSKハイニックスは4日、米インディアナ州に人工知能(AI)のデータ処理を高速化するメモリーチップ「HBM(広帯域メモリー)」の生産工場を建設すると発表した。総事業費は38億7000万ドル(約5800億円)。3日(現地時間)にインディアナ州や米政府の関係者らと投資契約を結んだ。同工場では2028年下半期からの量産を目指す。SKハイニックスは「世界のAI半導体供給網の活性化の先頭に立つ」と強調した。

◇輸出企業の83% 「デジタル転換は輸出に役立つ」

 韓国貿易協会がデジタルトランスフォーメーション(DX)に関心を持っている韓国の輸出企業関係者を対象に行った調査で、83.2%が「DXが輸出に役立つ」と回答したことが分かった。調査は、同協会が先月28、29の両日に開いたDXを巡る政府の政策や支援事業に関するセミナーに参加した企業関係者119人を対象に行われた。経営においてDXが必要な分野としては「ビッグデータなどのデータ分析ツール導入」(34.5%)、「顧客・販売ルートの管理など営業・マーケティング分野」(26.1%)、「調達・在庫管理など物流分野」(15.1%)、「業務プロセス自動化」(10.9%)などが挙げられた。

◇10代のスマホ利用時間 一日平均2時間41分

 子どものスマートフォン利用時間が増えている。情報通信政策研究院(KISDI)の報告書によると、10歳未満の一日平均のスマホ利用時間は1時間15分で、前年比で11分増加した。10代のスマホ利用時間は2時間41分で、前年に比べて8分増えた。

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