総選挙の期日前投票 隠しカメラなど違法行為の取り締まり指示=韓国首相

【ソウル聯合ニュース】韓国の韓悳洙(ハン・ドクス)首相は4日、5~6日に実施される総選挙(10日投開票)の期日前投票所で「隠しカメラ」が見つかったことについて、「憲法と法律が保障する自由な投票権の行使を阻害する深刻な事案」として、期日前投票で発生し得る違法行為を取り締まるよう指示した。

 警察当局は先月31日、期日前投票所にカメラを設置したとして40代の男の身柄を拘束した。ユーチューバーとして活動している男はカメラを設置した理由について、「期日前投票する人の数を確認したかった」と述べた。期日前投票と実際の投票日の結果の差が大きいため不審に思ったという。

 韓首相は期日前投票所や投開票所などで隠しカメラの設置などを徹底的に確認し、違法行為が確認されれば速やかに対応するよう指示した。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい