このタッカンジョンが1万5000ウォン…韓国の桜祭りでぼったくり相次ぐ

汝矣島に続き、慶州の桜祭りでも「ぼったくり」が問題に
1万5000ウォンのタッカンジョンに来場者はあきれ顔

 【NEWSIS】韓国各地の桜祭りで、飲食物の「ぼったくり」騒ぎが相次いでいる。

 インターネットのコミュニティーサイトには2日「慶州桜祭り 1万5000ウォン(約1690円)のタッカンジョン(甘辛チキン) 愚痴を言いたくなる」と題する投稿がアップされた。

【写真】汝矣島の春桜祭りで販売されている1万ウォンの豚肉丼

 投稿者は「慶州・興武路方面の屋台で売っているタッカンジョンなんですが、あたためてもくれず、入っていたのはほんの数切れでした」と主張。さらに、フライドポテトとタッカンジョンの写真を公開し「これで1万5000ウォンだなんてあきれてものも言えず、お金を払ってそのまま出てきた」と書いた。

 先日は汝矣島の春桜祭りでも、1万ウォンの豚肉丼があまりに粗末だとして「ぼったくりだ」と炎上した。

 会場を訪れたある市民は「1万ウォンもするのに、副菜はたくあん3切れだけで、スープもついていない」として「脂身だらけの豚肉が数切れ乗っているだけだった」と説明した。

 先月29日にも「慶尚南道鎮海軍港祭」の飲食販売ブースで、オムク(魚の練り物)の串刺し2本が1万ウォンで売られており、論議を呼んだ。

 韓国政府と自治体は先月から合同で、ぼったくり料金を点検するタスクフォース(TF、作業部会)を運営している。TFは、飲食販売ブースでの価格掲示や、重量などの明確な情報表示などがあるかどうか集中的に点検しているが、ぼったくり騒ぎは依然として全国各地で続いている。

ファン・ジンヒョン記者

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  • ▲桜祭りに大勢の見物客が訪れる中、一部の会場では飲食物の「ぼったくり」が問題になっている。(写真=インターネットのコミュニティーサイト)
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