韓国 きょうのニュース(4月4日)

◇中国通販サイトの個人情報収集・利用 政府が実態調査

 首相直属機関の個人情報保護委員会が「アリエクスプレス」や「テム」など韓国で利用者が急増する中国の海外向け通販サイトについて、運営会社の個人情報収集・利用に関する実態調査に着手した。高鶴洙(コ・ハクス)委員長が出張先の米国で韓国特派員に対し明らかにした。中国の個人情報保護法がどの程度の水準か、個人情報が実際に保護されているか、不安要素があるとして、まずは中国企業側に質問書を送る形で調査を進めると説明した。

◇尹大統領の支持率38%に上昇 与党39%・最大野党29%

 エムブレーンパブリックとケイスタットリサーチ、コリアリサーチ、韓国リサーチが1~3日に全国の18歳以上の1004人を対象に実施した調査によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は38%で、2週間前の前回調査から2ポイント上昇した。不支持率は1ポイント低下の55%。4月10日投開票の総選挙で政府と与党を支持すべきだと回答した割合は前回より2ポイント高い46%、野党を支援すべきとの回答は2ポイント下がり、47%だった。政党支持率は保守系与党「国民の力」が39%、革新系最大野党「共に民主党」が29%で、曺国(チョ・グク)元法務部長官が率いる新党が10%と続いた。

◇韓国生まれのパンダ「福宝」 中国に到着

 2020年7月に韓国で初となる自然繁殖で生まれたジャイアントパンダ「福宝(フーバオ)」が、中国に返還された。中国メディアによると、中国パンダ保護研究センターが隔離検疫施設に入る福宝の写真数枚をSNS(交流サイト)の微博(ウェイボ)に投稿した。福宝は韓中親善の象徴として16年に中国から提供された楽宝(ロバオ)と愛宝(アイバオ)の間に誕生し、それから1354日で韓国を後にした。

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