韓国 きょうのニュース(4月5日)

◇総選挙の期日前投票 尹大統領・与野党トップが一票

 総選挙(10日投開票)の期日前投票が5日、2日間の日程で全国の投票所で始まり、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領や与野党のトップらが投票を済ませた。尹大統領は訪問先の南部・釜山で期日前投票を行った。尹大統領は前日、「投票は主権者の権利の行使だけでなく、責務でもある」として、投票を呼びかけていた。保守系与党「国民の力」トップの韓東勲(ハン・ドンフン)非常対策委員長は大学の街として知られるソウル市・新村で、革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は中部・大田市内でそれぞれ投票した。

◇研修医を首都圏以外へ多く配分か 医学部と研修医の地域別定員連動も検討

 政府の中央災難(災害)安全対策本部の朴敏守(パク・ミンス)第1総括調整官(保健福祉部第2次官)は会見で、2025年度の研修医の各病院への配分について首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)以外の割合を高め、中長期的に地域別の医学部定員と研修医の定員の割合を連動させることを検討すると発表した。また、重症疾患に対して高度な医療行為を提供する上級総合病院とがんの高い診療能力を持つがん診療協力病院の協力体制を強化し、分野別に特化した診療協力を行えるようにする方針を示した。

◇LG電子の営業益11%減も善戦 B2B・新事業推進で

 LG電子が発表した1~3月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は1兆3329億ウォン(約1490億円)で前年同期比11.0%減少した。原材料費上昇や競争激化の中でも、1~3月期としては5年連続で営業利益が1兆ウォンを上回った。B2B(企業間取引)と家電販売の好調、サブスクリプションビジネス拡大などで、比較的良好な業績となった。

◇韓国軍の偵察衛星2号機 8日朝打ち上げ

 韓国軍の軍事偵察衛星2号機が、日本時間8日午前8時17分(現地時間7日午後7時17分)に米カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地から米スペースXのロケット「ファルコン9」で打ち上げられる。2号機は高性能の合成開口レーダー(SAR)を搭載し、昼夜を問わず全天候で撮影が可能だ。韓国軍の偵察衛星はファルコン9の打ち上げから45分後に切り離され、その9分後に海外の地上局と交信する予定だ。この交信で衛星の状態が正常と確認されれば、打ち上げ成功となる。

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