韓国カフェで青いドリンクを注文、翌日トイレで驚がく…店員が誤って色素原液を入れていた

 有名フランチャイズカフェ専門店で、店員のミスによって来店客が色素の原液を飲んでいたことが分かった。

【写真】「これは飲んじゃダメ」 青く染まった容器と洗面台

 ネットユーザーのAさんは先ごろ、SNS(交流サイト)に、7日にカフェで起きた出来事を投稿。Aさんの投稿によると、Aさんは子どもと一緒にコーヒー専門店で青いドリンクを購入し、飲んだ後に子どもがトイレに行ったら便が真っ青だったという。

 Aさんはドリンクを飲んだ時のことについて「子どもの口が突然青くなったので『これは飲んではダメなのでは』と直感的に思った」とつづった。

 Aさんは店舗に問い合わせの電話をかけ、店舗側は監視カメラの映像で製造過程を確認。その結果、「仕事を教えてもらっていたアルバイト店員が、間違えて青い色素の原液でドリンクを作った」と店側がミスを認めた。

 Aさんはドリンク代を返金してもらい、この件をハプニングとして終わらせようとした。ところが翌日、Aさんの子どもがトイレに行ったところ、便が真っ青で、便器も青い水で満たされていたため、Aさんは驚いたという。

 Aさんは「子どものおなかの中は大丈夫なのか心配だ。便器を掃除する時の青い薬品と同じ色だった」と説明した。その上で「今は子どもの様子を見守っているところ」とつづった。

 2023年と21年にも、このチェーン店のドリンクを飲んだ人が、便が青くなったとインターネットに書き込んだことがあった。

 このとき、投稿者は「飲んだら歯も青くなり、翌日にトイレに行って便を出したら便器の水が青くなり、便も青かった」「歯磨きを2回したら歯の色が落ちたが、便は2回目まで青かった」と主張した。

 食用として使われるタール色素は、食べ物に色をつけるための食品添加物だ。タール色素の健康への影響は、全世界的に問題が提起されている。黄色4号は欧州連合(EU)では喘息を誘発すると考えられており、赤色3号は腫瘍ができる可能性が指摘され、青色1号は子どもの多動を誘発する恐れがあるとの研究結果がある。

 韓国では食用タール色素の許容一日摂取量(ADI)を定め、摂取および使用料を制限している。体重1キロ当たりの一日の許容量は緑色3号が25ミリグラム、赤色2号は0.15ミリグラム、赤色3号は0.1ミリグラムなどとなっている。

キム・ジャア記者

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