飲酒検査拒否のSHINHWAヘソン 控訴審も執行猶予付き懲役刑=韓国

【ソウル聯合ニュース】飲酒後に他人の車を運転し、警察のアルコール検査を拒否したとして道路交通法上の飲酒測定拒否と自動車不法使用の罪に問われた韓国男性グループ・SHINHWA(神話)メンバー、シン・ヘソン被告(44)の控訴審判決で、ソウル東部地裁は12日、一審と同じく懲役6カ月、執行猶予1年を言い渡した。

 裁判所は「一審の刑が軽すぎ量刑裁量の合理的な範囲を外れたとはいえない」と述べ、検察側の控訴を棄却した。

 シン被告は法廷に入る前、報道陣の質問には全く答えなかった。

 被告は2022年10月10日午後にソウル市江南区の飲食店で酒を飲み、代行運転手を呼んで知人をソウル近郊の京畿道城南市内まで送った後、自分で運転して帰宅する途中、ソウル市松坡区の橋の上で車を止めて寝入った。11日未明、通報を受けて出動した警察に起こされ、アルコール検査を拒否したことから、現行犯逮捕された。

 乗っていた車は盗難届が出ていたため、警察は窃盗に当たるかどうかを捜査したが、車を盗む意図はなかったと判断し、持ち主の同意なしに車を一時的に使用した場合に成立する自動車不法使用の容疑を適用した。

 被告は2007年4月にも飲酒後に運転して摘発されたことがある。血中アルコール濃度は免許停止に相当する数値だった。

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