「招待されてないけど…迷惑ですか?」 担任の先生の結婚式に生徒15人出席…韓国ネット民の反応さまざま

 【NEWSIS】「担任教諭の結婚式に招待されなかった高校生たちが、勝手に式場に押し掛けた」というエピソードがインターネット上で拡散され、賛否両論が渦巻いている。

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 インターネットのコミュニティーサイトには14日「姉のクラスの子たち、大迷惑じゃないですか?」と題する投稿があった。投稿者は、自身の姉が高校教諭だと明かし、姉のクラスの生徒15人が結婚式にやってきたと説明した。

 投稿者によると、生徒たちは担任教諭(投稿者の姉)の結婚式でお祝いの歌を歌おうと練習していたという。そして、挙式の1週間前にこのことを担任に伝えた。

 困惑した担任は「私に何も聞かないで、あなたたちだけで練習してどうするのよ。そういうことは、あらかじめ相談しないと」と生徒たちを諭した。その上で「申し訳ないけど、先生はあなたたちを招待できないの」と伝え、生徒たちを結婚式に呼ばなかった。

 しかし、学級委員長と副委員長は「お祝いの歌が歌えなくても私たちはお祝いしに行きたい」と言って、出席の意思を曲げなかった。

 やむを得ず結婚式への出席を承諾した担任教諭は、生徒たちに「(式場で)何が食べたい? ハンバーガーとかパスタを考えているんだけど、食べたいものがあったら言ってね」と伝えた。

 これに対し、生徒たちが「私たちも結婚式用の食事を食べられるんじゃないの?」と反発すると、投稿者の姉は「申し訳ないけど、(招待客用の)ビュッフェはだめよ」と伝えた。投稿者によると「生徒たちはワガママを言って、結局ビュッフェを食べて帰った」という。

 投稿者は「ご祝儀はみんなでお金を集めて(アロマの)ディフューザーを買ってきた。そして生徒たちはものすごく得意顔をしていた」と説明した。このディフューザーは1万5000ウォン(約1700円)相当の製品だという。

 このエピソードが伝わると、ネットでは論争が起きた。あるネットユーザーは「子どもたちはよく分かっていないんだと思う。結婚式で(生徒たちが)食事をすることについて、先生がお金のことでぐちぐち言っている。親たちが別途ご祝儀を出したんじゃないのかな」と書き込んだ。

 また「自分の生徒の食事代がそんなにもったいないのか」「私も似たような経験があるんだけど、食事代はちっとももったいないと思わなかった」などのコメントもあった。

 一方で、生徒たちを批判する声も多かった。「いくら先生と生徒の関係でも、招待されていない席に行くのは生徒たちが悪い」「生徒15人なら食事代は90万ウォンかかるんだから、黙ってやり過ごすわけにはいかない」「先生をばかにしている」などの反応が見られた。

 一部では「先生は子どもたちにご祝儀を望んでいるのだろうか。子どもたちも新婦の家族も迷惑客だ」と投稿者を非難した。

チョン・ヘスン記者

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