「済州では外国人女性の売春が盛ん」　警察が入手した情報は事実だった

　済州島で中国人女性を雇用し、売春させていた業者が警察に捕まった。警察はこのほど、済州島内のオフィステル（住居兼オフィス物件）で売買春が多数行われているという情報を入手し、取り締まりで業者を逮捕した。

【写真】済州西部警察署が公開した摘発現場

　済州西部警察署は、済州市老衡洞のオフィステルで9日に売買春あっせんをした40代の業者を、売買春あっせん行為などの処罰に関する法律に違反した容疑で捜査している。同署が17日に発表した。

　警察は合同取り締まりチームを結成して売買春あっせんサイトのモニタリングを実施し、今回、同容疑が持たれている業者を見つけることができた。

　警察の捜査の結果、この業者は売春する女性を中国で募集し、観光ビザで入国させて雇用していたことが分かった。女性たちはあっせん業者のオフィステルに居住していたという。韓国の首都圏出身のこの業者は、昨年8月に該当のオフィステルを借りたとのことだ。

　この業者は、海外のメッセンジャー・アプリを使って買春をする人を集めていたことも確認された。インターネット買春あっせんサイトの広告を見て来た男性たちから買春代金として12万－60万ウォン（約1万3000－6万7000円）を受け取り、売春女性をあっせんした。警察は現場で現金208万ウォンや避妊具などを押収した。

　警察はこの業者を取り調べて正確な犯行期間を把握し、収益についても追跡する方針だ。

イ・ガヨン記者