韓国 けさのニュース(4月26日)

◇大学病院の週1回休診是非 教授らがきょう決定へ

 医師不足などの対策として政府が打ち出した大学医学部の入学定員増に反発し、医学部の教授が辞表を提出するなど医療現場の混乱が長期化する中、全国医科大学教授非常対策委員会は26日、オンラインで総会を開き、主要大学病院が週1回の休診日を設けることについて是非を決定する。委員会は23日、「教授らの精神と肉体が限界に達し、来週に1日休診することを決めた」と発表した。今後、毎週1回休診するかどうかは病院の状況に応じてこの日の総会で議論する予定だという。

◇サッカーU―23 韓国が40年ぶり五輪出場逃す=インドネシアに衝撃の敗退

 サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23(23歳以下)アジア・カップは26日(日本時間)、カタールのドーハで準々決勝が行われ、韓国がインドネシアにPK戦で破れ、10大会連続の五輪出場を逃した。韓国とインドネシアは2―2のまま延長戦に突入。延長戦でも決着がつかず、PK戦で10―11で敗退した。韓国は1988年のソウル大会から五輪出場を続けたが、40年ぶりに五輪出場を逃したことになる。

◇国民年金 月11万円以上の受給者70万人に迫る

 1988年に導入された国民年金制度が成熟化し、月に100万ウォン(約11万3000円)以上の年金を受け取る受給者も増え続けている。国民年金公団の統計によると、2023年12月末の時点で月100万ウォン以上の年金を受け取っている受給者は68万7183人だった。年金の種類別にみると、老齢年金が68万646人で大部分を占め、遺族年金が4560人、障害年金が1977人などだった。100万ウォン以上の老齢年金受給者の70%以上は、国民年金の加入期間が20年を超える人だった。

◇各地で夏日に 最高気温20~28度

 26日は各地で最高気温が25度以上に上がり、夏日となりそうだ。首都圏などの中部地方はおおむね晴れるが、南部地方では雲が多くなる。済州島は曇りで、午前中に5ミリ未満の雨が降ると予想される。最高気温は、平年より高い20~28度の予報となっている。昼と夜の気温差が15~20度と大きく、健康管理に注意が必要だ。国内で発生した粒子状物質(PM)が大気の停滞により蓄積し、PM濃度はソウル・仁川・京畿道南部では午前中に一時「悪い(高い)」レベルに上昇する。 江原道東部と慶尚北道でも、黄砂の影響で午前中に「悪い」レベルに上昇すると予想される。

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