ソウル市の交通機関乗り放題カード 約100日で125万枚近く販売

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル市は6日、市内のバスや地下鉄などの公共交通機関が乗り放題になる「気候同行カード」の累計販売枚数が今月2日の時点で124万9000枚に上ったと明らかにした。同カードのテスト事業は1月27日に始まり、5月5日で100日を迎えた。

 気候同行カードを利用すると、ソウル市内の地下鉄と深夜バスを含む市内バス、マウルバス(コミュニティーバス)が乗り放題になる。価格は月6万2000ウォン(約7000円)で、公共自転車「タルンイ」まで利用できるカードは6万5000ウォン。

 公共交通機関での支出額の一部を還元する政府のサービス「Kパス」が5月1日に導入されたが、気候同行カードの利用者は特に減っていないとソウル市は説明した。同カードの1日当たり利用者数は4月29日が52万5138人、5月2日は53万3784人だった。

 市は気候同行カードの特典を強化する方針だ。今月末からはソウル市立科学館で同カードを提示すると入場料の割引を受けられる。 

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい