韓国 けさのニュース(5月16日)

◇医学部定員増の執行停止申し立て 高裁がきょうにも判断へ

 ソウル高裁は、2025学年度の大学医学部の定員増員を巡って医学部の学生や教授、研修医などが政府を相手取って起こした執行停止の申し立ての抗告審について16日、または17日に判断を示す予定だ。申し立てが却下(訴訟要件が成立しない)や棄却(申し立てを受け入れない)されれば、27年ぶりの医学部増員の最終確定に向けて秒読みに入るが、認められれば政府の来年度の増員計画にブレーキがかけられることになる。

◇全国的に曇りでところにより雨 江原道山間部では雪の予報

 16日の天気は全国的に曇りで、午前中に西部地域から次第に晴れると予想される。京畿道東部、忠清南道の内陸、全羅道東部の内陸、江原道の内陸・山間部、忠清北道、慶尚道(慶尚北道北部の東海岸を除く)では午前まで時々雨、江原道の東海岸と慶尚北道北部の東海岸ではところにより昼まで雨が降る見通しだ。前日の夜に大雪注意報・警報が発令された江原道の山間部ではこの日も1~5センチの雪が降り、その他の高山地帯でも0.1センチ未満の雪となるところがありそうだ。最高気温は17~23度の予想。

◇与党執行部 光州民主化運動3団体と懇談会

 保守系与党「国民の力」の執行部は16日午前、国会で5・18民主化運動(光州事件)の公法3団体(5・18民主有功者遺族会、負傷者会、功労者会)と懇談会を開く。公法団体とは国のために犠牲になった功労を認められ、報勲関連法により地位や支援を保障される団体で、これらの3団体は2022年に社団法人から公法団体に切り替えられた。懇談会には黄祐呂(ファン・ウヨ)非常対策委員長、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)院内代表らが出席し、民主化精神の継承と国民和合のために努力するとの意志を伝える見通しだ。

◇最大野党 きょう次期国会議長候補選出

 革新系最大野党「共に民主党」は16日午前、次期国会議長候補と国会副議長候補を選出する。国会議長候補には秋美愛(チュ・ミエ)国会議員当選者(当選6回)と禹元植(ウ・ウォンシク)国会議員(当選5回)が名乗りを上げた。国会議長は第1党から候補を出すことが慣例となっており、各党が議長・副議長候補を推薦した後、来月5日に予定されている第22代国会の最初の本会議で採決を経て確定する。

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