フィリピン38歳男性インフルエンサーが大食い動画投稿の翌日に死亡…当局がコンテンツ規制を検討

 大食い系動画で人気のフィリピン人インフルエンサーが、チキンの大食い動画を投稿した翌日に死亡した。この事態を受け、フィリピン当局は大食い系コンテンツの禁止を検討し始めた。フィリピン紙「インクワイアラー」などが8日(現地時間)、報じた。

【Photo】急死したドンズ・アパタンさん(38)

 報道によると、フィリピン保健省のテオドロ・ヘルボサ長官が、大食い系コンテンツの禁止を検討していると明らかにした。これは先月、フェイスブックで47万人のフォロワーを保有する有名大食いインフルエンサー、ドンズ・アパタンさんが38歳で亡くなったことを受けてのことだ。

 フィリピン南部ミンダナオ島の北ラナオ州イリガン市に住むアパタンさんは、先月13日にチキンと米を料理して食べる動画を投稿。翌日、重い脳卒中などの症状を訴えて病院に運ばれ、最終的に心臓発作で亡くなった。

 アパタンさんは普段から揚げ物や肉、魚、ご飯、お菓子などを大量に食べる動画をフェイスブックに投稿していた。最後の動画で、アパタンさんは大量のフライドチキンをチリソースとご飯と共に食べたという。

 現地の医療陣はアパタンさんの死因について、高血圧や血栓による血管の破裂が脳卒中を引き起こしたものとみている。

 ヘルボサ長官は「彼ら(大食いインフルエンサー)が、国民を大食いに向かわせている。食べすぎは健康に良くない。肥満につながる」と指摘した。

 さらに、大食いインフルエンサーらが「健康に良くない振る舞いをフィリピンの国民に広めている」として「公衆衛生上のリスクとなる行為で金もうけをするのを防がなければならない」と述べた。

 ヘルボサ長官は「我々はまず、彼がなぜ亡くなったのか調査し、こうした行為を『健康に良くない』という理由で健康関連当局が禁止できるのかを確認すべきだ」と続けた。

 保健省は、調査によって大食い配信とアパタンさんの死亡の関連性が明らかになった場合、ホームページやSNS(交流サイト)などを通じて大食い動画の禁止を推進する方針だ。

 ヘルボサ長官は「これは基本的に『飲食ポルノ』であるため、(フィリピン)情報通信技術省にこうしたサイトの遮断を要請することもあり得る」と述べた。

キム・ジャア記者

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