ロシア国防相 訪朝終え帰国=軍事協力など協議か

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は1日、ロシアのベロウソフ国防相が1泊2日の訪朝を終えて前日に帰国したと報じた。

 ベロウソフ氏は訪朝最終日の11月30日、平壌の解放塔に献花したという。同塔は1945年に北朝鮮が日本の植民地支配から解放される過程で戦死したソ連兵に感謝を示すため1946年8月15日に建てられた記念碑。

 同氏は金日成(キム・イルソン)主席が生まれたとされる万景台などを訪問した後、順安空港から帰国の途に就いた。

 先月29日に平壌に到着したベロウソフ氏は北朝鮮の努光鉄(ノ・グァンチョル)国防相と会談したほか、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)と面会した。

 ロ朝国防相会談について、朝鮮中央通信は「両国軍間の戦闘的団結と戦略・戦術的協力の強化に関する問題」を議論したと報じた。

 金正恩氏はベロウソフ氏一行に対する歓迎の公演や宴会に出席するなど、手厚く一行をもてなしたという。

 ベロウソフ氏らの訪朝を報じたロ朝メディアは具体的な協議の中身については報じなかったが、北朝鮮の追加の兵器・兵力支援とそれに対するロシアからの見返り提供など軍事協力について幅広い議論を行ったとみられる。

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