【ソウル聯合ニュース】韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官は6日、ソウルで米国のブリンケン国務長官と会談を行う。同部が3日発表した。
会談では、韓米同盟、韓米日協力、北朝鮮問題、地域・グローバルの懸案などを協議する。ブリンケン氏は5日に韓国入りする。
両外相はトランプ米次期政権が今月20日に発足する前に行われる会談で、バイデン政権で築いた韓米同盟や韓米日協力の強化などを評価するとともに、米次期政権でもこうした基調が続くべきだと強調するとみられる。
ロシアによるウクライナ侵略に参戦している北朝鮮の問題も深く議論すると予想される。
同会談は非常戒厳により韓国政局の混迷が続く状況で行われる。米高官が訪れ同盟を支持することで、韓国の外交が正常に作動していることを内外に示す契機になるとみられる。
ブリンケン氏は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の権限を代行する崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相兼企画財政部長官を表敬訪問することも調整しているとされる。