◇先端産業支援へ基金新設 バッテリー・バイオなどに3.6兆円投入
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の権限を代行する崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相兼企画財政部長官は5日、政府ソウル庁舎で主宰した国政懸案・経済・産業競争力強化関係閣僚会議で、バッテリーやバイオなど先端産業と技術を支援する「先端戦略産業基金」(仮称)を政府系の韓国産業銀行に新設する方針を示した。基金の規模は34兆ウォン(約3兆6000億円)を超える見通しだ。
◇文前大統領の娘を在宅起訴 飲酒運転・違法な宿泊施設運営で
ソウル西部地検は、道路交通法と公衆衛生管理法に違反した罪で文在寅(ムン・ジェイン)前大統領の娘、ダヘ氏を在宅起訴した。ダヘ氏は2024年10月、ソウル・梨泰院の道路で車線変更中に後ろを走っていたタクシーと接触した。アルコール検査の結果、当時の血中アルコール濃度は免許取り消し基準(0.08以上)を超える0.14だった。また、ソウルにある2カ所の住宅と済州島の住宅を許可を受けずに宿泊施設として運営した罪にも問われた。
◇産後ケア施設に平均30万円支出 3年で18%増
保健福祉部が昨年9月30日~10月12日に実施した産後ケアの実態調査によると、産後に過ごした場所(複数回答)は産後ケア施設が85.5%で最も多かった。以下、自宅(84.2%)、妻の実家(11.2%)、夫の実家(1.0%)の順だった。産後ケア施設の利用率は18年に75.1%、21年に81.2%と増加が続いている。昨年の産後ケア施設での支出額は平均286万5000ウォン(約30万円)で、21年(243万1000ウォン)から3年で17.9%増加した。
◇ソウルタワーと東京タワー 15日に同時ライトアップ
韓国と日本が今年6月に国交正常化60周年を迎えることを記念し、ソウルと東京を象徴するランドマークのNソウルタワーと東京タワーを同時にライトアップするイベントが15日に開かれる。韓国外交部が5日、伝えた。15日夕に外交部はNソウルタワーで、日本の外務省は東京タワーでそれぞれ点灯式を行うという。