【TV朝鮮】(アンカー)
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領弾劾審判の5回目の弁論期日では洪壮源(ホン・ジャンウォン)元国家情報院第1次長の政治家逮捕リストを巡る攻防が繰り広げられました。リストに記載された表現や作成者が誰かなどが問題になりました。ユン・ジェミン記者がお伝えします。
【写真】「補佐官が書き写した」 尹大統領弾劾訴追を触発した政治家逮捕リスト
(記者リポート)
洪壮源・元国家情報院第1次長が検察に提出したメモです。呂寅兄(ヨ・インヒョン)元司令官から聞いた内容を書き取った原本ではなく、補佐官に書き写させた紙だといいます。
洪壮源/元国家情報院第1次長(5日)
「補佐官を呼んでこれをちょっと清書してほしいと言って書いたものです。私の補佐官の文字で、下に書きなぐられている文字は私が書きました」
逮捕対象が14人から16人の間と曖昧に書かれているのは、最初からリストを全て書き写しておらず、記憶した内容を書いたためと言います。
洪壮源/元国家情報院第1次長(5日)
「最初からちゃんと全て書き写していれば非常に正確になったはずですが、重ねて書いたのでこんな部分があり、多少間違いがあったもので」
尹大統領の弁護団は、補佐官が「メモ作成の指示を受けたことはない」と陳述したと反論しましたが、洪壮源元次長は「補佐官は数人いてその身元は明かせない」と説明しました。
洪壮源/元国家情報院第1次長(5日)
「参考に私の補佐官は1人ではありません。3人全員がそのように陳述しましたか? {それはお答えできません}。私の見立てではその中の1人がそうしたようですね」
洪壮源元次長は自らが書いたメモの原本は捨てたと証言しました。TV朝鮮、ユン・ジェミンがお伝えしました。
(2025年2月6日放送 TV朝鮮『ニュースパレード』より)