【TV朝鮮】(アンカー)
韓国軍司令官や指揮官らの証言が違ってきた理由は何でしょうか? 昨日も李鎮雨(イ・ジンウ)前首都防衛司令官が戒厳政局初期とは違った陳述を行いました。何が変わり、なぜそうなったかキム・ドヒョン記者が整理しました。
【写真】郭種根・前特殊戦司令官の陳述に困惑…女性の表情が話題に
(記者リポート)
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弁護団は郭種根(クァク・チョングン)前特殊戦司令官の陳述が検察と国会で変わったことを指摘しました。
尹大統領の弁護団
「『連れて出てこい』が『引っ張り出せ』に、検察での陳述の中にはドアを破壊して入れという内容はなかったが…」
郭種根前司令官は大統領への礼遇のためと説明しました。
郭種根/前特殊戦司令官
「韓国軍の統帥権者である大統領が語ったので、どうしても私がそのように言えませんでした。そのため用語を純化して言いました」
野党議員のユーチューブ番組に出演し、戒厳軍として国会に出動したことを謝罪した李鎮雨・前首都防衛司令官も今月4日の弾劾審判では適法と述べました。
李鎮雨/前首都防衛司令官(昨年12月6日、金炳周〈キム・ビョンジュ〉議員のユーチューブ)
「現場に出動した指揮官として、もう少し精密に見られなかったその部分については謝罪します」
李鎮雨/前首都防衛司令官(2月4日)
「違法だ。違憲だと考える余地はありませんでした。そして今もその部分について私は適法と考えており」
陸軍707特殊任務団のキム・ヒョンテ団長は「検察の訴状は戒厳当時の複数の陳述を合わせたため、やや違いがある」と述べました。
キム・ヒョンテ/陸軍707特殊任務団団長
「訴状の内容を私も見ましたが、時間が全て異なる三つの電話通話を合わせた内容で」
戒厳関係者は刑事裁判を前に防御権の次元で自らの立場を変えたとの分析も出ています。TV朝鮮、キム・ドヒョンがお伝えしました。
(2025年2月6日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)