高齢者マーク付けた運転者 67%が「配慮を体感」=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国交通安全公団は11日、65歳以上の運転者の車に「高齢者運転中」と書かれたマグネットステッカーを貼った結果、約7割の運転者が道を譲ってもらうなどほかの運転者の配慮を受けたことが分かったと発表した。

 同公団は昨年9月に南部・釜山の高齢運転者の車にこのステッカーを貼り、ほかの運転者や歩行者が高齢運転者を配慮するよう促す運転文化拡散キャンペーンを展開した。

 最近の調査で、ステッカーを貼った高齢運転者95人のうち65%は「運転者の安全性向上に役立った」、67%は「他の運転者の配慮を体感した」と答えた。

 また、一般市民96人のうち93%は「高齢者運転中」のステッカーを貼った車両に対し「配慮する意向がある」と答えた。しかし、本人が高齢運転者になったときにステッカーを貼る意向が「ある」との回答は35%にとどまった。

 同公団は今後、ステッカーの普及に向けて関係機関と協力して方策を講じる方針だ。

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