「会員」文炯培・憲裁所長代行、2000件超の有害コンテンツ投稿を傍観か…与党が即時辞任と捜査求める

 韓国憲法裁判所の文炯培(ムン・ヒョンベ)所長権限代行が会員加入しているインターネットのコミュニティーサイトで、わいせつ物が共有されたという疑惑が浮上する中、韓国与党「国民の力」議員らが文・権限代行の即時辞任と捜査着手を求める動きを見せている。

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 国民の力の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)議員は13日、SNS(交流サイト)に「文・所長代行の即時辞任を求める」「文・代行が2000件以上のわいせつ物が飛び交う同窓生サイトで活発に活動していたという衝撃的な事実が明らかになった」と指摘した。

 羅議員は「憲法裁判所の所長として極めて不適切であり、違法の余地もある」として「審判者の役割を続けているが、それは法服の重みをあまりにも軽く考えているということだ」と批判した。さらに「大統領弾劾審判の鍵を握り、権限代行の職務を続けることを国民が納得するだろうか」と疑問を呈し「捜査機関も迅速に捜査に着手し、この事態の真相を徹底的に究明すべきだ」と強調した。

 ペ・ヒョンジン議員も12日、SNSに「未成年者のわいせつ物や、いかがわしいコメントが飛び交うサイトで、それを傍観していた事実が明らかになったのなら、道義的責任を取って即刻辞意を表明すべきだ」と強く批判した。その上で「我が国の憲政史に重大な歴史として残る現職大統領の弾劾審理を、この程度の違法性や社会的衝撃すら判断できない変態的な二重人格者に任せることはできない」と主張した。

ハン・ソンウォン記者

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  • ▲文炯培・憲法裁判所所長権限代行。/憲法裁判所提供

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