【TV朝鮮】(アンカー)
大統領から政治家逮捕指示があったかどうかは弾劾審判の重要な争点で、これは洪壮源(ホン・ジャンウォン)前国家情報院第1次長のメモが重要な物証です。
ところが洪壮源・前次長の陳述は時間がたつに連れて変わってきました。どのように変わったかをチョン・ミョンジン記者が最初の陳述から最後まで整理しました。
(記者リポート)
洪壮源・前次長は政治家逮捕者リストのメモを当日夜11時6分に呂寅兄(ヨ・インヒョン)前国軍防諜司令官との3回目の通話の際に屋外で作成したと陳述しました。
洪壮源/前国家情報院第1次長(4日・憲裁)
「机に座って作成したのではなく、当時国家情報院長官舎入り口前に立ち、私のポケットにあったメモに書きました」
監視カメラ記録で当時自らのオフィスにいた事実が確認されると、2回目の通話当時の動線を見ろと反論しました。
洪壮源/前国家情報院第1次長(今月14日、CBSラジオ〈パク・チェホンの一本勝負〉)
「結局は10時58分と11時6分です。それなら趙太庸(チョ・テヨン)院長、私は10時56分にどこにいましたか」
またメモの作成場所もオフィスに変わったのですが、暗い屋外では書いたリストの確認が難しく、補佐官に再び書かせたとするこれまでの主張と矛盾します。
洪壮源/前国家情報院第1次長(昨日)
「今もう一度考えると、22時53分と23分の内容がやや混乱した部分があり、訂正する必要がある…」
洪壮源・前次長は呂寅兄・前司令官との最初の電話後、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領から「防諜司令部を支援せよ」と電話で指示されましたが、憲法裁判所では「電話したいとは思わなかったのに大統領の指示があったから電話した」と証言しました。
洪壮源/前国家情報院第1次長(昨日)
「私は呂寅兄・前司令官に電話したいとは思っていなかったし、何か支援しようと考えたこともありません。ただそのような指示を受けて…」
洪壮源・前次長は今日、あるメディアとのインタビューで、「国家情報院と与党が私を攻撃するため監視カメラ映像を公開したが、逮捕者リストを書き取った事実が交差して確認された」と主張しました。TV朝鮮、チョン・ミンジョンがお伝えしました。
(2025年2月22日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)