【ソウル聯合ニュース】韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官は26日の国会外交統一委員会で、ロシアに派遣されウクライナの捕虜になった北朝鮮兵2人の受け入れについて、「本人の意思が先決条件」と答弁した。
また、「本人の亡命意思が明らかであれば、韓国の国民として憲法規定に基づいて当然受け入れなければならず、必要な措置を取る」との方針を示した。
北朝鮮兵2人はロシア西部クルスク州でウクライナ軍の捕虜になった。北朝鮮兵の1人は韓国大手紙の朝鮮日報とのインタビューで、「難民申請をし、韓国に行きたい」と語った。
韓国政府は亡命の意思が確認されれば受け入れるとの原則をウクライナ側に伝え、ウクライナ国防省情報総局は韓国への送還が可能との立場を示した。