北朝鮮 韓米演習を連日非難=韓国の戦闘機誤爆事故にも言及

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は12日、朝鮮半島有事を想定した韓国と米国による定例の合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」について、「危険千万な米韓合同軍事演習の不吉な前兆を深刻に受け止めなければならず、朝鮮半島情勢悪化の根源である核戦争試演を直ちに中止すべきだ」と主張する論評を掲載した。

 同通信は韓国・ソウル北方の京畿道抱川市で6日、空軍の戦闘機が民家のある地域に誤って爆弾を投下した事故に言及し、「万が一、爆弾がもう少し北側に投下され、われわれの国境線を越えていたら、事態がどのように広がったかは説明するまでもない」と指摘。「万が一の場合には警告なしに無慈悲な行動に移る」と警告した。

 北朝鮮は10日に始まった韓米演習を連日非難している。演習は20日まで実施される。

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