韓国警察 憲法裁一帯で機動訓練=尹大統領弾劾審判の決定に備え

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル警察庁は12日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の罷免の是非を言い渡す憲法裁判所がある鍾路区や隣接する中区で野外機動訓練を実施し、警備体制を強化すると明らかにした。

 鍾路区と中区は尹大統領の罷免の是非が言い渡される当日、「特別犯罪予防強化区域」に指定される。

 ソウル警察庁は12日から機動巡察隊32チームの計約230人を鍾路区と中区に配備し、警戒に当たる。

 朴賢洙(パク・ヒョンス)ソウル警察庁長職務代理は10日、鍾路区と中区を八つの地域に分け、ソウルの警察署長8人を各地域の地域長として投入する方針を示した。

 憲法裁が朴槿恵(パク・クネ)元大統領の罷免を言い渡した2017年3月10日には憲法裁付近で支持者らによる激しいデモが起き、計4人が死亡した。

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