韓国大統領代行 トランプ氏と28分間の電話会談

【ソウル聯合ニュース】韓国の大統領権限を代行する韓悳洙(ハン・ドクス)首相は8日、トランプ米大統領と電話会談した。第2次トランプ政権発足後、両国の首脳が電話会談を行うのは初めて。国務調整室によると会談は28分間行われた。

 今年1月のトランプ氏の就任から78日で両国首脳の対話が実現した。

 また、両国首脳レベルの対話は5カ月ぶりとなる。トランプ氏は米大統領選で再選が決まった直後の昨年11月7日、当時の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と電話で12分間会談し、韓米日3カ国協力や韓米同盟、ウクライナ戦争への北朝鮮の派兵、韓米の造船協力などについて話し合った。トランプ氏と尹氏は近いうちに会談の機会を持つ方針で合意していたが、尹氏が同年12月に「非常戒厳」を宣言し、弾劾・罷免されたことで韓米首脳の意思疎通は中断していた。

 韓氏はこの日の電話会談で韓米同盟の強化や韓米日協力、北朝鮮問題への対応といった安全保障問題をはじめ、米国の相互関税など貿易・通商問題、造船分野での協力について議論したもようだ。

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