国民の力「スパイ法改正に共に民主が反対するのは親中事大主義だから」

 韓国与党・国民の力の権成東(クォン・ソンドン)院内代表は22日、「(最大野党)共に民主党がスパイ法改正に反対する根本的な理由は親中事大主義のためだ」「(共に民主党の)李在明(イ・ジェミョン)大統領選候補者と同党は親中屈従で一貫しているので、韓国は中国に軽く見られている」と述べた。

 これは、同院内代表が同日、国会で行われた院内対策会議で、中国による西海(黄海)構造物設置や中国人による韓国空軍基地の無断撮影事件などに言及した際の発言だ。さらに、「かつて文在寅(ムン・ジェイン)大統領=当時=は『中国の夢』と共にいる、と言った。李在明候補者は手をすり合わせて中国人に『シエシエ(謝謝=ありがとう)』と言えばいい、と言った」「現在、推進されている中国の西海工程についても一言も言えず、沈黙している」と語った。「中国の夢」とは2012年に習近平主席が使用した言葉で、「中華民族の偉大なる復興」を意味する。

 その上で、同院内代表は「共に民主党は20日、公式の論評で中国の西海構造物設置を批判した」「このような見解に爪の先ほどでも真実味があるならば、スパイ法改正案からまず積極的に協力するよう強く求める」と述べた。

ユ・ビョンフン記者

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  • ▲韓国与党・国民の力の権成東(クォン・ソンドン)院内代表。写真=news 1

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