新たな韓国大統領代行「安定的に国政運営」 大統領選控え「公正な選挙管理」

【ソウル聯合ニュース】韓国の大統領権限を代行する李周浩(イ・ジュホ)社会副首相兼教育部長官は2日、政府ソウル庁舎で記者団に対し、「重い責務を担うことになり、重責を感じる」とし、「(6月3日投開票の)大統領選を1カ月後に控えた期間なので、公正な選挙管理に重点を置く」と述べた。

 李氏は、1日に尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の罷免により大統領権限を代行していた韓悳洙(ハン・ドクス)首相と崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相兼企画財政部長官が辞任したことを受け、2日から大統領代行を務めることとなった。

 李氏は大統領の「代行の代行の代行」という未曽有の事態を迎えたことについて、「国政はシステムで運営されるもの」とし、「安定的に国政が運営されるよう最善を尽くしていく」と述べた。

 教育部長官が大統領代行となり、外交や安全保障、通商に空白が生じる懸念があるとの指摘に関しては、「国会と十分に意思疎通し、閣僚としっかり話し合い、国政を安定的に運営するため最善を尽くす」と強調した。

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