忠清北道忠州市で開催された第19回忠清北道障害者道民体育大会の開会式で、参加した選手団に対し、価格に見合わないと思われる弁当が提供されて批判が相次いでいる。忠州市障害者体育会側は「開催地として十分な準備できなかったことをおわび申し上げる」と謝罪した。同体育会などが4月25日に明らかにした。
【写真】これが1200円? 障害者の体育大会で選手に支給された弁当
同体育会によると、忠州湖岩体育館で4月24日、市・郡の選手団と関係者約1400人が参加する障害者道民体育大会の開会式が行われたとのことだ。開会式では一部の選手団に1人当たり1万2000ウォン(約1200円)相当の弁当が支給された。
しかし、その価格に対して中身が見合っていないという批判が巻き起こっている。提供された弁当の総菜は青唐辛子・韓国ノリ・キムチ・切り干し大根・エゴマの葉の漬物などだけだった。この弁当は忠州市内に事業所がある業者が納品したものだった。
選手および関係者たちの抗議が相次ぐと、この業者は「弁当の納品数が集中して準備が不十分だった」と認めた。弁当代は材料費の半額だけ受け取ることにしたという。
この業者を選手団に紹介した同体育会の関係者は「開催地として十分に準備できなかったことに対しておわび申し上げる」「迷惑をおかけした選手および関係者の方々ため、開会式では飲み物や間食用の食品などを追加提供した」と語った。
イ・ガヨン記者