韓国の名門大学であるソウル大学の図書館で、「習近平(中国国家主席)の資料室があること」に不満を抱き、三段警棒を振り回した男が警察に摘発された。ソウル・冠岳警察署が2日に発表した。
同署によると、2日午後0時30分ごろ、40代の男を特殊脅迫および特殊暴行容疑で現行犯逮捕したとのことだ。
男は同日午後0時10分ごろ、ソウル大学冠岳キャンパス内の中央図書館で、「なぜ習近平資料室がソウル大学にあるんだ」と言いながら三段警棒を振り回した容疑が持たれている。
取り調べの結果、この男のかばんからは刃渡り約20センチメートルの刃物も見つかったとのことだ。
同署では、男が振り回した三段警棒に実際に当たった人がいるかどうかを含め、具体的な犯行の経緯や動機を調べている。
同署は先月8日に施行された公共場所凶器所持罪の適用も検討しているとのことだ。
イ・ナクウォン記者