韓国の市民団体、李在明無罪破棄を「司法クーデター」と批判した共に民主党議員75人を内乱扇動で告発

　韓国の市民団体「庶民民生対策委員会」が7日、最大野党・共に民主党の朴賛大（パク・チャンデ）院内代表と同党の初当選議員の集まり「ザ民草」所属議員ら75人を内乱扇動などでソウル警察庁に告発した。

　同団体は告発状で「同党の李在明（イ・ジェミョン）大統領選候補に対する大法院（最高裁判所）の公職選挙法違反無罪破棄・差し戻し判決に対し、朴賛大院内代表らは『司法クーデター』『速戦即決拙速裁判』といった不適切な表現をした」と訴えている。

　また、「これは公正な裁判と法律適用を否定し、法治国家の根幹を揺るがすものだ」と指摘した。

　その上で「徹底した捜査と無寛容（ゼロ・トレランス）原則に伴う厳正な処罰が絶対に必要だ」と強調した。

チョ・ユンジョン記者