【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選(6月3日投開票)を巡り、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の与党だった保守系政党「国民の力」の公認候補、金文洙(キム・ムンス)前雇用労働部長官と韓悳洙(ハン・ドクス)前首相が11日に党本部で会談し、大統領選の勝利に向け協力することで一致した。
国民の力は金氏と韓氏による保守系候補一本化を巡る交渉が決裂したことを受け、10日に公認候補交代のため党員を対象に投票を実施したが、反対多数で否決された。
金氏は「私はいろいろ足りない部分が多い」として、韓氏を師として仰ぎ「(韓氏から)学びたい」と述べた。
韓氏は「今回の選挙で勝利するため、金候補を中心に団結しなければならない」とし、「私も私にできることはする」と述べた。
金氏は韓氏に選挙対策委員長を務めるよう要請した。韓氏は即答を避け、「その問題は実務的に何が適切なのか議論したほうがいい」と述べた。