文在寅元大統領の公判準備手続き 来月開始=航空会社創業者からの収賄 

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は6月17日、娘の元夫の航空会社役員就任に絡み収賄の罪に問われた文在寅(ムン・ジェイン)元大統領の第1回公判準備手続きを行う。法曹関係者が26日、伝えた。

 公判準備手続きは裁判に先立ち、起訴内容に対する被告側の立場を確認し、証拠調べの計画などを立てるもので、被告の出席義務はない。

 全州地検は先月24日、特定犯罪加重処罰法違反(収賄)の罪で文氏を在宅起訴した。検察は文氏の娘、ダヘ氏の元夫が格安航空会社(LCC)・イースター航空の創業者である李相稷(イ・サンジク)前国会議員が所有するタイイースタージェットから受け取った給与と住居費約2億ウォン(約2090万円)が文氏への賄賂にあたるとみている。 

 李氏は文在寅政権で中小ベンチャー企業振興公団の理事長を務めた。

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