大田市内の路上で、誤ってガソリンの給油ノズルを差したまま走行する車が目撃された。
SNS(交流サイト)などには5月27日、黄色の給油ノズルを差したまま道路を走る車の動画が投稿された。動画を見ると、給油ノズルにはホースがつながっており、走行中ホースは路面に付いて引きずられている状態だった。
近くを走っていたバイクの運転手がこれに気づき、車に向かってクラクションを鳴らした。さらに隣の車線で給油ノズルを差した車の横に並び、車の運転手に向かってジェスチャーで伝えた。
車から降りた運転手はとても驚いた様子で「どういうことだ」と言って慌てて給油ノズルを抜き取った。
運転手はガソリンを入れた後、給油ノズルを抜くのを忘れてそのまま給油所を出発したとみられる。
同じような出来事は今年3月に仁川市内でも起きていた。
仁川南洞警察署によると、当時、南洞区九月洞の路上で給油ノズルを差したまま走行している車を見かけたと通報があった。
警察が確認したところ、この車の運転手は近くの給油所でガソリンを入れた後、誤って給油ノズルを抜き忘れたまま20-30メートルほど車を運転していたことが分かった。警察は、運転手と給油所が保険で処理するということで現場対応を終了したという。
キム・ジャア記者