共に民主の反発で俎上に載った「箸」、李在明候補長男の起訴状に記載されていた 韓国大統領選 

共に民主の反発で俎上に載った「箸」、李在明候補長男の起訴状に記載されていた 韓国大統領選 

 【週刊朝鮮】改革新党の李俊錫(イ・ジュンソク)大統領選候補のいわゆる「箸発言」で問題になっている共に民主党・李在明(イ・ジェミョン)大統領選候補の長男ドンホ氏が昨年末、違法賭博とわいせつ物流布で略式起訴され、罰金刑を受けていたことが明らかになった。韓国のニュース・メディア「ニュー・デーリー」が28日に報道した。

【写真】賭け金は1000万ウォン以下? 長男のオンカジ常習賭博疑惑について謝罪する李在明候補(2021年12月16日)

 報道および起訴状によると、ドンホ氏は昨年10月31日、水原地方裁判所から常習賭博および情報通信網利用促進・情報保護などに関する法律違反(わいせつ物流布)で罰金500万ウォン(約53万円)の略式命令を受けていたとのことだ。略式命令とは、公判を行わずに簡易な方法で刑事裁判の手続きをし、裁判所から出される命令のことで、被告人が異議申し立てをしなければ刑が確定する。

 ドンホ氏は2019年から21年までオンラインカジノのコミュニティー・サイト「D」で、「ナ○○○○」または「ダ○○○○」というハンドルネームで活動し、計4回にわたって性的な言葉を投稿した。李俊錫候補が韓国で全国に生中継される大統領選挙候補者テレビ討論会中に言及したいわゆる「箸発言」は、22枚に達する起訴状の後半にある犯罪一覧表に書かれている。

 これとは別に、起訴状にはドンホ氏が2019年から21年まで海外にサーバーを置く違法オンラインカジノに出入りし、2億3200万ウォン(約2440万円)を投じたことも記載されている。

 2022年の第20代韓国大統領選挙に共に民主党の大統領選候補として出馬していた李在明候補は、長男の賭博は認めたが、息子の性的な発言については言及していない。李在明候補は今月27日の第21代韓国大統領選挙テレビ討論会でも「こうした発言は女性嫌悪だと思うか」という李俊錫候補の質問に対して、返答を避けた。

イ・ヨンギュ記者

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