京畿道選挙管理委員会が竜仁市内のある期日前投票所の管外回送用封筒からマーク済みの投票用紙が出てきたことに対して、「自作自演」だとして告発した事件について、警察が捜査している。
【写真】李在明マーク済み投票用紙が選管印を押して無効票として処理された様子
京畿道竜仁西部警察署は、竜仁市水枝区星福洞行政福祉センターに設けられた期日前投票所で、管外投票者の20代女性が受け取ったと主張する投票用紙を先月31日、選管から任意提出された。
警察は問題の投票用紙が外部から流入した可能性や偽造・変造の有無などを判断するために国立科学捜査研究院と京畿南部警察庁科学捜査隊に鑑識を依頼し、採取された指紋やDNAなどを分析している。
警察はこれに先立ち、選管や行政福祉センターの関係者を参考人として呼び、投票用紙の交付・配布の経緯などを調査した。
該当の20代女性についてはまだ調査していない。
選管が警察に捜査を依頼した際、女性が自作自演したと言える根拠や証拠資料はまだ提出されていないためだ。
警察関係者は「選管には自作自演を疑う根拠および証拠資料に対して追加提出を要請している」と説明した。
キム・ジュンソク記者