尹氏が6回目公判に出廷 大統領選後初めて=報道陣の質問には答えず

【ソウル聯合ニュース】「非常戒厳」宣言を巡り内乱首謀罪などに問われた韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領は9日、第6回公判に出席するためソウル中央地裁に出廷した。大統領選(3日)実施後の初の公判となる。

 尹氏は「大統領選の結果についてどう思うか」などの報道陣の質問に答えず、法廷に向かった。昨年12月3日に「非常戒厳」を宣言した当時、国会議員を議場から引きずり出すよう指示したかどうかに関しても口を開かなかった。

 この日の公判では前回に引き続き、陸軍第1空輸旅団のイ・サンヒョン旅団長に対する証人尋問が実施される。イ氏は先月26日の公判で「大統領がドアを壊して議員らを引きずり出せと言っているとの言葉を(上司の司令官から)聞いた」と証言した。

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