李大統領 閣僚に「最善尽くしてほしい」=特別検察官任命3法案を閣議決定

【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は10日の閣議で、「国民の生活がかかった仕事に最善を尽くしてほしい」と強調した。4日に就任してから2回目の閣議となる。まだ新政権の閣僚人事が本格化しておらず、閣議には尹錫悦(ユン・ソクヨル)前政権で任命された閣僚らが出席した。

 閣議では2023年7月に起きた海兵隊員殉職事故を巡る疑惑や尹氏の「非常戒厳」宣言を巡る内乱事件、尹氏の妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏を巡る疑惑をそれぞれ政府から独立して活動する特別検察官に捜査させる三つの特別法案を決定した。

 3法案は尹前政権で野党だった革新系の「共に民主党」が主導し、国会で可決されたが、大統領が再議要求権(拒否権)を行使して国会に差し戻され、いずれも再議決で否決されていた。

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