【ソウル聯合ニュース】米ビルボードが10日(現地時間)、世界の音楽市場で成果を収めたレーベルや流通企業のリーダーを選定する「2025インディーパワープレイヤーズ」を発表した。韓国の大手芸能事務所、SMエンタテインメントの共同代表取締役を務める卓栄俊(タク・ヨンジュン)氏が4年連続で、張哲赫(チャン・チョルヒョク)氏が2年連続で選ばれた。
ビルボードは、卓氏と張氏が「SM創立30周年を迎え、世界的な影響力とエンターテインメント産業における企業としてのリーダーシップの強化を目標としている。SMは大胆な創造性、しっかりとした企画力、そして自社のレガシー(遺産)に対する深い尊重を基盤に文化の未来を作っていくことに専念し続けている」と述べていると伝えた。また「NCT 127、aespa(エスパ)、RIIZE(ライズ)が大きな成果を挙げ、新人ガールズグループのHearts2Hearts(ハーツトゥーハーツ)がデビューした」と同事務所所属アーティストの活躍ぶりも紹介した。
韓国からはBTS(防弾少年団)などの人気グループを擁する総合エンターテインメント企業、HYBE(ハイブ)の傘下レーベル関係者も選ばれた。人気グループのSEVENTEEN(セブンティーン)が所属するプレディスエンターテインメントの設立者、ハン・ソンス・マスタープロフェッショナルとLE SSERAFIM(ル セラフィム)が所属するソースミュージックの設立者、ソ・ソンジン・マスタープロフェッショナル、BTSの所属事務所・ビッグヒットミュージックのシン・ソンジョン代表が名を連ねた。このうちソ氏は3年連続で選定された。
このほか、米ロサンゼルスを拠点とするエンターテインメント企業、hello82(ハロー82)のチェ・ジェユン代表も選ばれた。