油類税引き下げを8月末まで維持 16回目の延長=韓国

【世宗聯合ニュース】韓国の企画財政部は16日、6月末に期限を迎えるガソリンや軽油に課す「油類税」の引き下げについて、物価や国民生活の安定支援などのために8月末まで2カ月延長すると発表した。

 税率は現在ガソリンが10%、軽油が15%引き下げられており、ガソリンには1リットル当たり738ウォン(約78円)、軽油には494ウォンの油類税が課されている。

 政府は物価高などを理由に2021年末から引き下げ措置を取っており、期限が延長されるのは16回目。

 このほか、100万ウォンを限度に基本税率が5%から3.5%に引き下げられた乗用車の個別消費税の一時的引き下げ措置もさらに6カ月延長される。

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