インスタントメッセージ・アプリ「カカオトーク」では16日から児童・青少年性搾取目的のやりとりやテロ謀議などの暴力的過激主義コンテンツに対する制裁が強化される。
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情報通信技術(ICT)業界関係者が16日に語ったところによると、カカオトークを展開する株式会社カカオはこうした内容の改正カカオトーク運営政策を同日から施行するとのことだ。
制裁対象になるコンテンツは性搾取目的の誘引行為である「グルーミング」、性売買・性搾取目的のやりとり、テロ予備・陰謀・扇動など暴力的過激主義コンテンツなどだ。
カカオによると、見返りを求める性的な出会いを提案する行為、性的やりとりを目的にチャットルームを設けたり、他の利用者を招待したりする行為、家出した青少年が宿泊などの便宜提供を要請する行為などが「児童・青少年に対する性搾取目的のやりとり」と判断されるという。
カカオは、このような行為が確認された場合、カカオトーク全体のサービスに対する利用を永久に制限する考えだ。
また、政治・宗教的信念を実現するために暴力的行為を正当化する内容のコンテンツを制裁する規定も新設された。
テロリスト組織・過激主義団体に分類された集団を称賛・支持・広報したり、これらに関する活動を美化する内容、テロ団体の象徴・スローガン・旗などを通じて団体を支持したり同調したりする表現などが対象だ。
この他にも、カカオトーク内の違法債権取り立て行為、虚偽アカウント生成および運営行為などを禁止する内容も盛り込まれている。
ユン・イェウォン記者